「インターナショナル ワイン チャレンジ2023」で「1999 福光屋」が金賞を受賞、「2005 稲田姫」が銅賞を受賞

2023年4月24日~27日(火)の4日間、 イギリスで審査が行われたワインコンクール「IWC(インターナショナル ワイン チャレンジ)2023」のSAKE部門古酒の部にて、古昔の美酒『1999 福光屋』が金賞を受賞、『2005 稲田姫』が銅賞を受賞いたしました。

 

 

 

本コンクール は、1984 年に設立された世界で最も権威のあるブラインド テイスティング委員会の 1 つです。SA​​KE 部門は 2007 年の設立以来飛躍的に成長し、最大かつ最も影響力のある部門となっています。


今回SAKE部門に出品した1601銘柄。SAKE部門には古酒の部以外に、純米酒の部や吟醸酒の部など9部門に分かれており、金賞は98銘柄が受賞しました。

古昔の美酒は2022年も『2010 龍力』が金賞を受賞しており、2年連続の金賞という結果となりました。

今回受賞した2銘柄を紹介いたします。

 

 

 

金賞受賞 1999 福光屋

 

日本酒 山廃純米
原料米:山田錦 精米歩合65%
アルコール分:15度
常温タンク貯蔵
醸造元:福光屋

アプリコットジャムのような甘味と酸のバランスが特徴。長期熟成によるカラメルのような香ばしく芳醇な香りが広がり、ほのかに感じるスパイシーな余韻が癖になる味わいです。

 

~ 醸造元 福光屋 創業1625年 石川県金沢市 ~
北陸の地で独自の文化を醸してきた加賀の都・金沢で、最も長い歴史を持つ酒蔵。霊峰白山から100年を要して辿り着く清冽 な水と、四季が鮮やかな気候風土が、酒造りを支えた。伝統 技術を進化させ続け、2001年には全ての商品を純米酒に切 替え、注目されている。

 

 

 

 

銅賞受賞 2005 稲田姫

日本酒 純米
原料米:鳥取県産強力(ごうりき)
精米歩合75%
アルコール分15度
常温瓶貯蔵


☆ソムリエのテイスティングコメント☆
鳥取県が栽培に強みを持つ原料米「強力」は、特有のコクと酸味が醸されるのが特徴。そのヴィンテージは、パイナップルの甘美な香りが華やかに広がり、特徴の酸とスパイシーな余韻が心地よく、後味のキレが良い。

 

~ 醸造元 稲田本店 創業1673年 鳥取県米子市 ~
江戸初期から米子の地で、酒を醸し続けている。銘は、出雲神話に登場する縁結びの神様。伝統を重んじながら「ためしてみる、やってみる」の精神で、全国に先駆けて冷酒専用銘柄を販売するなど、進取の行動が歴史を刻んできた。山陰の秀峰・大山の自然に恵まれた蔵。

 

 

IWCホームページ
https://www.internationalwinechallenge.com/